千里の道も一歩から

妊婦でもレアケースなつわり(重症妊娠悪阻)で入院し、色々対策した経験や、産後の日常などを書いていきたいと思います。

【里帰りしないでワンオペ】出産前にやっておいてよかったこと②コミックエッセイで出産を予習 おすすめ3冊 

私は途中まで胎児の位置が横位で帝王切開の可能性があり、臨月に入ってからは自然分娩で出産予定だったのですが、周りの先輩ママから痛みについて聞きかなり怖がっていました。

自治体の母親学級には出たもののそこまで流れがつかめず…もしかしたら、出産の段取りを知らないから余計怖いのではと考え、出産の流れを知るために何冊か本を読みました。今回はそのうち、コミックエッセイで妊娠〜出産までの流れをまとめたものをご紹介します。

 

①ママだって、人間

『母がしんどい』などで著名な田房永子さんのコミックエッセイです。かなり赤裸々な描き方ですが、その分妊娠・出産で起こる心境の変化が伝わってくるものでした。

この中でとても参考になったのは、出産のいきみ逃しを合気道の先生から教わった呼吸法で行っているシーンです。看護師さんから「かなり痛みに強い方ですか?」と聞かれるほど呼吸法が効果的だった様子が描かれており、私もそうなりたいと思いました。

また、いま読み返しても産後の気持ちがふさいでしまったシーンに共感したり、夫に体型が変わったところを知られたくなくていじけたりする気持ちがものすごくわかります。

ママだって、人間

ママだって、人間

 

 

②マンガ 妊娠・出産リアル体感BOOK 助産師さん呼びましょうか? 1 妊娠初期編 (スマートブックス)

妊娠から産後までを初めて体験する妻の目線で綴ったコミックエッセイです。全体的に奥さんの方がかなり強いな〜と感じますが、これくらいストレートに妊娠・出産にまつわる感情を発露してくれている本はなかなかないので(賛否両論ある表現だと思うので、とても勇気のいることだと思います)勉強になりました。

分娩にまつわるエピソードは4巻目にあります。産後泣きながら「赤ちゃんなんて、二度と産まない」と思うシーンは当時子どもに早く会いたくて仕方なかった私には衝撃でした。でも、それくらい心がぼろぼろになることもあるんだ、と予習しておいたことが、私にとっては良い方向に働いたと思います。

Amazonレビューでは夫に読ませたいという声もありましたが、うちは夫の方が強いので、夫はおそらく途中で読むのをやめそうです(笑)

③お産トラウマは怖くない! 産前産後の不安・イライラ解消法とトータルバースレビューのススメ (スマートブックス)

助産師さん呼びましょうか?』と同じ作者の方の本(コミックエッセイ)です。私はお産がトラウマになるということを、この本で初めて知りました。

私自身はそれまで、出産に際して理想やイメージがまるでなかったのですが、トラウマになり得るものだと学習して、産前にバースプランを、産後にバースレビューをすることの大切さをこの本を通じて理解することができ、結果的にとても納得して出産することができました。