千里の道も一歩から

妊婦でもレアケースなつわり(重症妊娠悪阻)で入院し、色々対策した経験や、産後の日常などを書いていきたいと思います。

つわりの辛さを振り返る ⑤ 私のつわりのピーク。さらに安定期に入ってもケトンは落ち着いてくれない

前回までのあらすじ

・点滴治療で食事がとれるまで回復した!

・あと2週間で職場復帰だと思ったら罠だった

10週から安定期をすぎるまでのつわりはあまりに辛すぎたので、ダイジェストでお送りします

・よだれづわりがひどくなりすぎて、一日1箱~2箱ペースでティッシュを消費する

・よだれづわりを拭きすぎて肌が荒れる

・よだれっぷりを見た自分の母親に「いやだ、ナメクジみたい」と言われる

・引っ越し早々、新居の壁を掃除する羽目になる

・引っ越し早々、新居の床を(以下同文)

・新居のトイレを(以下同文)

・新居の洗面所を(以下同文)

・夫が買ってきたお弁当、解凍中の冷凍食品の臭いなどで(以下略)

・新居のダクトからやってくる焼き肉の臭いで(以下略)

タオルケットを夫が泣きながら2度洗う

 

…最後に関してはつわりの季節が夏で本当によかったです。

冬の羽毛布団にやらかしていたら大変なことになっていました。

また妊娠中の夫婦関係の悪化、産後クライシス等々いわれていますが、私はこの件で夫に完全に頭が上がらなくなりました。

ちなみにうちの夫は当初立ち合い出産を拒否(血がだめなので)していましたが、周りの会社の先輩(男性陣)から「絶対したほうがいいよ!男はこんな大変な思いして出産してくれて本当にありがとう、ごめんねって気持ちになるから!」力説されたことを伝えると「いや、俺はもう、つわりの様子を見ていて存分に思っているから」と言われました。それくらいひどかったです。

 

人によって違うかもしれませんが、私は正直なところ、入院していた時期のほうが断然楽でした。特に引っ越した後の家が結構な築年数のマンションで、下の焼き肉屋さんの臭いがダクトを通じてもろに入ってくるのがコントロール不能で本当につらかったからです。

一応消臭剤を置いていましたが、あまり効果はありませんでした。

 

この時期食べられたもの

・パイナップル

・オレンジ

・サンドイッチ(たまごサンドもしくはツナサンド、ツナは途中からダメになる)

食べられたものはこれくらいでした。コンビニのカットフルーツを体調がましな時に大量に買いにいきました。

水分は炭酸も麦茶もだめで、牛乳、たまにカルピスが多少飲めるくらいでした。

こんな状態が戌の日を過ぎても続いていました。

 

妊婦検診のたびにケトンが相変わらずスリープラスで出ていましたが、一度入院していたこともあり特に治療はなくそのまま進行しました。

ただこの状態ではとても会社には出れないということで、お医者さんに母健カードを書いてもらって会社に提出し、有給・欠勤続行となりました。

 

さすがに5か月をすぎてくると多少落ち着いてきましたが、まだ会社には行けそうもありませんでした。(通勤で往復3時間半程度かかる場所だったこともありますが…)

少し携帯をいじれるようになったので、寝ながら「もっとつわりを軽減するにはどうしたらいいんだろう?」と色々なグッズ、対処方法を調べてトライしていきました。

次回は体当たりでいろいろやってみたことをレビューしたいと思います。